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| Tom Stephan(2003/1/23更新) |
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意味がほとんどなくて、ゆくゆくはこの音楽自体が意味となっていきそうな、そんな名前を求めてた。
NYの出身ですね。 うん。ニューヨーク州だからマンハッタンじゃない。ニュー・バッファローだ じゃぁ時々スキーはする? たくさんスキーヤーはいるよ、すごい雪だし。でも僕はしない。で、91年にロンドンに引っ越して、2年間映画の勉強をしたんだ。音楽を作りたかったけど、他のこともしたかったんだ。ロンドンは僕がDJになったところでもある。11年が経つね NYのクラブシーンにはいたことがありますか? ロンドンに住んでいる時にNYのクラブシーンを知った。引っ越したのと同時に僕の親友がNYに引っ越したからね。だから僕はたまにNYに戻って、彼にSOUND FACTORYとか90年代初期のクラブは全部連れて行ってもらった。とてもエキサイティングだった 91年からのことを簡単に教えてください。 ロンドンの映画学校を終える頃、音楽をつくっていて、最初のレコードの契約をしたんだ。だからロンドンに残ることに決めた。その頃まさにSOUND FACTORYなどNYの音楽にのめりこんでいた。ロンドンの誰もこんなのをプレイしている人はいなかったから、NYのレコードを全部買ってロンドンに持っていった。これが僕がDJを始めた発端だね。そこからテイクオフした。そしてDANNY TENAGLIAとTWISTEDの前身であるでTRIBALのROB DI STEPHANOに会ったんだ。 レコードを作ってROBがそれにサインした。そして、僕のキャリアで一番の大きな変化は2、3年前に「Revolution」をやったときだね。ROBがTWISTEDをまた始めて「Revolution」を売り始めてくれてから、突然皆が僕のやってきたことに目を向け始めたんだ。ここのところの変化は劇的で、それがあって今の僕がここにいる、って感じ。ここ数年は本当エキサイティングだった 今、レジデントでやっているところは? ロンドンの2つのクラブでやってる。<ROACH>というTurnmillsでの自分のパーティーと、ゲイクラブの<CRASH>。 <ROACH>のコンセプトを教えてください。 基本的にTurnmillsで前にやってたときはあくまで1フロアだった。これがすごくうまくいってたのにフロアがとても小さかったんだ <GALLERY>ですね。 うん。Chumbo windowという隣のフロアでやってた。メインルームでやりたかったから土曜の夜を取ったんだ。そのパーティーは僕と僕のつれてくるDJでやってる。たとえばNYからなら最近だとVICTOR CALDERONEとかスペインからのDJとか、とにかく僕のタイプの音で、まだロンドンで聞ける機会がない人たち。願わくば他のパーティーとちょっと違っているといいね。月に一回やってる ゲイシーンに長くいますね。でも<TRADE>がクローズしたり、いろいろ変化はあるみたいです。次はどうなるんでしょうか?やはりいまだと<CRASH>がいいんですか? うん。状況はすごく変化してると思う。<TRADE>は12年間続いてきた。何が<TRADE>に起こったのかは知らないけど、いくつかのクラブはこんなふうに変わってきた。他のクラブが<CRASH>のちょうど隣にOPENして、アフターアワーズのクラブも出来た。突然3つのゲイクラブがロンドンの同じエリアに出来た。今は皆そのあたりに行ってるね。<CRASH>はとてもアンダーグラウンドで、すごくいいお客さん達だ。ちょうど4年ぐらいになるね ところで、PET SHOP BOYSのリミックスをする機会をどうやって得たのですか?ゲイシーンで働いていることと関係していますか? えっと、実はズルみたいなもんなんだ。まず最初に、PET SHOP BOYSは僕の友達なんだ。それと、僕らは同じマネージャーを持ってる。だから、事前にたくさんレコードを聞けたんだ。だから(リミックスの話を)聞いた瞬間に、僕のマネージャーに「彼に僕がリミックスしたがってる、って言っといて」って(笑) あなたはTRACY & SHANNONという名前を以前に使っていますね。どういう意味があるんですか? (笑)最初に僕がその言葉を聞いたのはロンドンでの最初の1ヶ月目でBIG RAVEに行った時だった。誰かが言った。「ここはTRACY & SHANNONで一杯だぜ!」って。僕は「???」って感じで意味がわからなかった。それはどうやらNew Yorkでのこういう言い方と同じらしいんだ。“Bridge and Tunnel”ってね。ニュージャージー(NYの隣の州)とかNY以外のところからNYC(マンハッタン)にクラビングに来る人たちで、要するにクールじゃないってこと。だから、TRACY &SHANNONってのはエセックス(イギリス南東部の州)からロンドンにクラビングに来るいかしてない女の子たちっていう意味だ。僕はこの言い方がすごい面白いと思ったそれに、僕のイニシャルはTS。だから自分のことをTRACY & SHANNONって呼ぶのもいいなと思ったんだよ。僕だけのことだけどね。でも!!それはすごい難しかったんだ。っていうのも、DJに行ってみるとかなりの確率でみんなが期待してるのは「2人女の子のDJが来る!」ってこと(笑)。少なくとも一人はね。・・だけど実際は、僕だけが来ちゃう!!僕は「OK、OK」って感じでさ。あれ以上それで通すことが出来ないからその名前、あきらめたよ(爆笑)。それで名前を変えた(笑)。SUPERCHUMBOにね。 SUPERCHUMBOとTOM STEPHANとをどうやって使い分けているのですか? 以前は、二つ持っているべきだって信じてた。まだSUPERCHUMBOとしての成功よりももっともっと前だったから。100%の確信をもてなかったんだ。自分のやりたいことを探してた。今は本当にSUPERCHUMBOで落ち着いてる。これが僕のスタイルや僕自身にうまくあてはまっていると気がついたし、SUPERCHUMBOでいることがすごくHAPPYだ。制作の時は、SUPERCHUMBOとしてのアイデアの元で名前を使っているけど、DJとしては、僕だけのことをさす。そんなに混乱させてないといいけど。 では、SUPERCHUMBOはどういう意味ですか? ポルトガル語なんだ。Chumboは赤。TRIBALで働いてた友達がガソリンのポンプのようなものを現地で見たら、“SUPER CHUMBO”って書いてあったらしいんだ。 ハハハ(笑)。 それがすごい面白かったらしく、僕にその話をしてくれた。・・・名前をつけた理由にそんなにいいものがないよね(笑)。でも本当に名前を探してたんだ。TRACY & SHANNONって名前が好きだった理由はそれ自体に意味があまりないからだ。そういう、意味がほとんどなくて、ゆくゆくはこの音楽がその背後の意味になっていきそうな名前を求めてたんだよね。「燃料」と、「僕のやってるこういう感じの音楽」は非常に似ているものがあると僕は思う 本当ですね。どちらもエネルギーを与えてくれます。ところで、あなたのスタイルはHI-OCTANE HOUSEと呼ばれています。今のスタイルはどのように築き上げてきましたか? それも悪い名前だ。同じようにガソリンから来てる。ハイオク、だね。でも僕はそういうふうに言ってしまってから、よくないな、って思ったんだ。なぜならイギリスのメディアは突然そういうのを取り上げて新しい音楽だって言い始めちゃうところがあるんだ。そうさせたくなかった。僕にとって、僕の音楽はハウス・ミュージックから来ていて、さかのぼればNYハウスにたどり着くわけだよ。だから僕は新しい音楽を始めた、と言ってたわけじゃなかった。でも時折プレスはそう書きたいんだ。だから僕は「正しくないように思えるからもうそう言いたくない。だからもう僕は言わない。だからそういう風に取り上げるのをやめてほしい」って言ったんだよ。何か新しいことを始めたわけではない。僕はただ・・・わかる? あなたの土台、基礎となるものはハウスであるというわけですね。 そう、そうなんだよ。 プログレッシヴ・ハウスのムーブメントも少し落ち着いてきたところで、あな たはどんな音楽が面白いと思ってますか? 僕はまだ自分がかけるようなスタイルの音楽にも十分にエキサイティングな音楽があると思っているよ。だから人々が“Tribalな音楽はもうビッグじゃないよ”、とか言っていても僕は分からないと思う。スポットライトはそれぞれの時期に違う音楽に当たっているものだ。僕は僕のやっている音楽の中にまだわくわくすることが起こり続けていると思うよ。僕にとって、この音楽は僕を今も踊らせるし面白いと思わせてくれる。ロンドンで人々が言ってることは多分Electroのことだろうと思う。今でさえ、現実よりも誇大宣伝だと思ってるけどね。いいものはあると思うよ。僕には「音が古い」っていう概念が全然理解できない。人気があるから何か新しいものからスタートするっていうことも可能だとおもうし、それはここにいる他の人々にも影響を持つことにもなるだろう。何か面白いものに変わっていくこともあるかもしれない。それにしても、次の音楽が何かというのは僕には分からないな。みんな、それを知りたがるんだけど では、次のリリースにはどんなコンセプトを持っているか、など教えてもらえ ますか? 『Get The Lead Out』(最新アルバム)を出した後、全く違うアルバムを出したくなった。というのは、すべての曲を一緒にしてアルバムにするのは非常に難しかったんだ。僕が作る曲の大半はピークタイムのドラマチックな曲だから。そういう曲が好きだからね。でも、もし全部を一緒にするのなら、全部がハッピーな曲だけにするわけにもいかない。それで、次はどういうアプローチにしていくべきだろう、ってことを考えさせられたんだよ。それでいろいろアイデアも出てきて、もう2曲仕上げた。 夏にはリリースできたらうれしいな。今の段階では6月になると思う USではTWISTEDをレーベルとして選んでいますがUKでLOADEDを選んだ一番大き な理由はなんですか? 多分、彼らがX-PRESS 2をやってるから。僕はX-PRESS 2のものすごいファンなんだ。彼らはアルバムを作ることに興味があったし、会ってみたらとても優秀な人達だった。それが理由。もう一つは、時間がかかることも原因の一つだった。ダンス・ミュージックの動きはとにかく早い。新鮮なままでいることが難しいし、その音楽が古くなってしまう前にリリースすることも難しいからね 時々NIPPLEという名前の下でPETE GLEADALLと曲を作ったりしていますが、彼<について教えて下さい。 96年から彼と仕事をしてきた。ずっと知ってたけど一緒に作ったことはなかったから、何かやろうという話になったんだ。すごく長い間一緒に仕事をしてきたから彼と仕事しないってことは考えられなくなったね。YOKO ONOのリミックスはD.RAMIREZとやったけどね。彼はとてもよさそうだったし、自分のやってることととても近いからいい曲になるのはわかってた。でも本当に誰か他の人と仕事するのは難しいと思うし、僕が何も言わなくても彼はわかってくれるからPETEと今後もやろうと思うよ ところで一曲作るのにどのぐらいの時間がかかりますか? 家で曲を作ってから、スタジオに行ってPETEとミックスをする。家で2、3日やって、残り2、3日をスタジオで。短くなるときともうちょっと長くなるときもある。家でだけ作ってたら、いつ終わるかわからない。ここを変えよう、ここも、ここも・・、それで絶対に終わらないんだ。永遠に。大体のところいいな、って思ったらスタジオに行くようにしてる どこからインスピレーションを得ているんでしょうか? わからない。ただやってくるんだ。映画の学校に行ってたけど、映画だけのためにアイデアを、とは思わなかった。たいていは歌のアイデアが浮かんでたんだ。頭の中で歌うようになってた。頭の中で思い浮かんだ曲を留守電に電話して吹き込む。そしたら忘れない。そうやって曲を作るんだ。こんな曲を作りたいな、こういう仕事をしたいな、と思って音楽が出来るんだ。時々想像したとおりのものが出来る。時々ぜんぜん違うものが出来てくる。間違ったボタンを押してみたら、いきなりすごいものが出てきたり。どの方向に向かうかわからないんだ。 |
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